映画「ファースト・マン」感想あらすじ:ニール・アームストロングと家族のドラマ

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画像は公式HP「ファースト・マン」より引用

日本公開2019

2016年公開、映画「ラ・ラ・ランド」のデミアン・チャゼル監督による最新作。
再びライアン・ゴズリングとタッグを組んでジェイムズ・R・ハンセン著「ファースト・マン ニール・アームストロングの人生」を映画化。

1966年アメリカのNASAは、ジェミ二計画という宇宙有人飛行を計画。ジェミニ8号の機長は二ール・アームストロング、操縦士のデヴィッド・スコットと二人で、地球の軌道上に漂うアジェナ標的機と史上初のドッキング行いました。1969年アームストロングは、アポロ11号で再び機長を務め、パズ・オルドリンと共に人類で初めて月面に降り立ちました。

ジャズに関連した映画を、立て続けに撮った次のテーマは、宇宙なんですね。私は非常に楽しみにしておりました!

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作品詳細

原題:Fast Man/アメリカ/2018年/141分

原作:ジェイムズ・R・ハンセン
「ファースト・マン ニール・アームストロングの人生」

監督:デミアン・チャゼル 脚本ジョシュ・シンガー
制作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、アダム・メリズム、ジョシュシンガー

出演:ライアン・ゴズリング、クレア・フォイ、ジェイソン・クラーク、カイル・チャンドラー、コリー・ストール

『ファースト・マン』本予告映像
動画は映画「ファースト・マン」TRAILERより

あらすじ

1964年、空軍テストパイロットニール・アームストロング(ライアン・ゴズリング)アは娘のカレンが重病を患っており妻のジャネット(クレア・フォイ)と懸命に看病していたが、娘は亡くなってしまい、その後NASAの宇宙飛行士に応募する。

家族はヒューストンへ引っ越し宇宙飛行の訓練と抗議を受け、指揮官のディーク・スレイトン(カイル・チャンドラー)は月面着陸を目指すと宣言する。月に行く飛行機は重すぎる為、2機の母船と小型船のドッキングが出来る事が不可欠であった。ジェミニ計画でこれを証明し成功したら月面着陸を目指す、アポロ計画へ進む計画である。

ソ連との開発競争で計画の実行は急務であり、犠牲を払いながら人類の偉大な一歩を目指す。

感想と見所

家族との葛藤

人類が月面に初めて降り立った奇跡の物語!!という感じではなく、映画はニール・アームストロングと家族を中心に描かれています。全体的に非常に落ち着いた雰囲気でリアリティがあり、鑑賞しているとアーム・ストロングと同化していくような気持ちになります。

病気で幼い娘カレンをなくした彼は、弱い姿を人前では決して見せませんが、一人になると咽び泣き娘の死を悲しみます。
その後、有人飛行ジェミニ計画のパイロットに志願し宇宙飛行士としての任務に没頭していきます。

一方妻のジャネット(クレア・フォイ)は、そんな夫の死と隣り合わせの訓練と任務に不安な毎日を過ごしています。ニールは仕事に執着するあまり家族と向き合っていない為、家族との間になにか気まずい空気が漂っています。

家族の葛藤と苦悩が、映像から滲む出るほど伝わってきます。

過酷な訓練、過酷なミッション

映画冒頭の飛行訓練で、大気圏に出て地上に戻ってくるシーンに始まり、宇宙での実際ミッション等、過酷な仕事の連続で緊張感が半端じゃありません。

アームストロングがコックピットに乗っている場面では、画面いっぱいに顔が近づいて、息使いまでもが聞こえてくる演出になっています。まるで飛行船に一緒に乗っているかのようで、映画館のスクリーンは揺れ動き心拍数は上昇していきます。

筆者は、あまりにリアリティがあるので緊張が途切れず、かなり疲れてしまいました。映画鑑賞中トイレに行きたくなるとイヤなものですが、今回は一時トイレに行ける事にホッとしたほどです。

もう月面に行くとかもういいじゃん!辞めよう!そんな気持ちのほうが上回ってしまったのです。

訓練中友人は死んでいき、次は自分ではないかと迫りくる恐怖の中、アームストロングは表情を変えず、感情を出さず黙々とミッションを遂行していきます。厳しいミッションに家庭との隔たりと、心安らぐ暇がなく映画は進行していきますが、映し出される宇宙の映像は美しく見とれて感動してしまいます。

人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である

アメリカ初の有人飛行計画「マーキュリー計画」から始まり、「ジェミニ計画」、そして月面着陸「アポロ計画」で初めてニール・アームストロングが月面に人類で初めて降り立ちます。そして有名な言葉「人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」を地球に無線を介して発します。

映画の最後で彼は月である行動を取りますが、この行動がこの映画のすべてを物語っているという風に私は感じました。

とてつもない犠牲と果敢に宇宙に挑んだ人間達の勇姿があり、宇宙飛行士達の家族の支えや、愛するが故の苦悩の元、月面着陸という偉業を達成できたことが良く分かります。私はあまりの臨場に逃げ出したいほどでしたが、素晴らしい映画であることは間違いないと思います。

彼らの偉業を押し付けがましいですが、劇場で確認してみて頂けたらと思います。


映画『ファースト・マン』https://firstman.jp/

押し付けたい度★★★★☆

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