『ジョーカー』映画あらすじ感想ネタバレ:ホアキン・フェニックス演じるアーサー・フレックとは

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映画ジョーカー
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

日本公開日2019年10月4日(金)

本作は『ハングーオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009年)や『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』(2006年)の原案など、多くのコメディ作品に関わてきたトッド・フィリップスが監督を務めた。

ジョーカーという最強のヴィラン(悪役)をコメディ畑の監督が、悪のカリスマに変貌していくストーリーを描くというのは、なるほどという感じがします。

ホアキン・フェニックス演じる、ジョーカーのはどのようにして“悪のカリスマ”となっていったのでしょうか。

目次2-1からネタバレしています

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作品情報

原題:Joker アメリカ公開日2019年10月4日/122分/サスペンス
監督:トッド・フィリップス
脚本:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、ビル・キャンプ

ロッテントマト
トマトメーター(批評家)77%
オーディエンス(観客)日米同時公開

あらすじ

本当の悪は、人間の笑顔の中にある。
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに密かな好意を抱いている。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気あふれる〈悪のカリスマ〉ジョーカーに変貌したのか?切なくも衝撃の真実が明かされる!

公式サイト『ジョーカー』より引用
映画「ジョーカー」オンライン60秒(ストーリー編) 2019年10月4日(金)公開

感想

※まだネタバレしていません。

ジョーカーと言えば、DCコミックスによるバットマンシリーズに登場するカリスマ的ヴィランです。本作では、ジョーカーの誕生秘話を描いた作品であり、ジョーカーのジョーカーによるジョーカーの為の映画でした。

いままで実写化されたバットマンの映画や、マーベルコミックスの人気シリーズのアベンジャーズなどとは趣が全く違う作品となっていて、かなり実在感のあるジョーカーだと思います。

リアルジョーカーです。リアルジョーカーはおかしいかな?現実的なジョーカーです。

ここまでジョーカージョーカー何回も言ってますが、ジョーカージョーカー言いたくなるくらいジョーカー映画なのです。

この作品では、バットマンだとかキャットウーマンだとか出てくる雰囲気は皆無で、アメコミキャラが登場するとは思えない画が続きます。華やかさはまるでなく重い世界が広がっています。

ここが、いままでのアメコミ実写とは決定的に違うところでこの雰囲気で、もしバットマンが登場すると、どんな映画になるのかむしろ観てみたいです。

監督のトッド・フィリップスは続編はない、とか言っていたと思うので難しそうですが。

アーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)は、病気の母を看病してピエロの職をしながらコメディアンを目指して生活しています。アーサーは穏やかな青年で、見知らぬ子供を笑わせようしたりする心優しい人です。

彼は突然、笑い出してしまうという病気を持っていて笑い出したら止める事が出来ません。実際に失笑恐怖症という病気があるらしいのですが、アーサーもこの病気なのかもしれません。

このアーサーが後々、悪のカリスマジョーカーに変貌していくのですが、その変貌の過程がこの作品で描かれていきます。

今思いついただけだけど、仮面ライダーのショッカーはどうしてショッカーになったのだろう?そもそもショッカーってどっからきたんだ?

ショッカーにもオリジンあるだろうに。ショッカーはなぜショッカーになったのか。 詳しくないのでこのブログを書き終えたらググってみようと思う。

スター・ウォーズのアナキンがダース・ベイダーになったのにも理由はあるし、『ジョーカー』制作にあたり、影響を受けたと言われている『タクシー・ドライバー』(1976年)主人公のトラヴィス(ロバート・デニーロ)が凶行に走ったのにもそれなりの理由があるわけです。

果たしてジョーカーは?

ちなみに舞台はバットマンお馴染みゴッサムシティです。

※ここから完全にネタバレになります。
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ホアキン・フェニックス演じるアーサー・フレックとは

ティム・バートンが監督した『バットマン』(1989年)のジャック・ニコルソン演じるジョーカーや、クリスファー・ノーラン監督『ダークナイト』(2008年)でとてつもない印象を残したヒース・レジャーなど、歴代素晴らしいジョーカーを演じた役者がいました。

今回のホアキン・フェニックス演じるジョーカーもとてつもないジョーカーで、予告動画からも伝わってきてました。

不遇の人であり優しさと狂気が同位した雰囲気で、はっきり言って終始不気味な人です。しかも、病気ではあるものの声を上げて意味不明に笑っています。

母の介護し、決して収入はよさそうではないピエロの仕事をして生活しています。

ピエロの仕事中に襲われて持っている看板を壊されたり、電車で証券マンの男三人に絡まれたり、自分はブルース・ウェイン(バットマン)の父の子で彼に捨てられたのではないか?など厳しい状況で生きています。

同じアパートに住むシングルマザーのソフィ・デュモンド(ザジー・ビーツ)に恋心を抱いて、エレベーターに乗り合わせて声を掛けられた事をきっかけに、ストーカー行為に走ります。

あとでストーカー行為を見抜かれたアーサーでしたが、なんと二人は良好な関係になり、恋人同士になります。

母が倒れたときも病院に一緒に同行したり、初のコメディアンとしての舞台の立ったときも 爆笑で会場をさらうなんて事にはならず、失敗に終わりましたが彼女は観にきてくれました。

しかし、このソフィとの関係はアーサーの妄想であった事が後に示されます。

妄想だったのかよ。

このように今回のジョーカーというのは、かなり人間味のあるキャラクターでヒース・レジャーが演じたジョーカーとはかなり違うものとなっています。

彼が演じたジョーカーというのは、“絶対悪”と言えばいいのか“完全に悪”と言うのか悪行に理由がないのです。とにかく“悪”だったの対して今回のジョーカーは、証券マンを三人銃殺します。これには正当防衛の部分もあり、理由が存在しています。

人気トーク番組「マレー・フランクリン・ショー」 に出る事になり憧れであるマレー・フランクリン(ロバート・デニーロ)と初対面します。この番組出れたのはマレーがアーサーが出演した舞台を観て、バカにする為に呼んだ事を知り、カメラが回っていて観覧者が多くいる前でマレーを殺します。その後、アーサーは現状に不満を抱えた民衆から支持されます。

他には、大事に思っていた母親へのある疑惑が浮上し、自分の現在の境遇は、ネグレクトが原因だという事がわかり母も殺してしまいます。

なので、カリスマになるまでの過程を描いているので当然ですが『ダークナイト』にあったジョーカーにある絶対的な悪のカリスマ感はなく、あのジョーカーも人間なんだなという、感情移入が出来る余地のあるキャラクターになっています。

この映画を観を終わったときには、このマークという男は紛れもなくあの“ジョーカー”であると思える作品になっているところがとても素晴らしい。

そして、階段での“ジョーカー”になってから解放の舞。

悪の王にして最高のカリスマ!あなたに付いて行きます!

格差社会で暴徒化した民衆達と共に映画の観客も“ジョーカー”を称えてしまう。こんな状況で映画は終了していきます。

観客が称えたと思ったのは、私の勝手な主観でしかないけども、少なくとも私は称えてしまった。

しかし、このジョーカーならばそれは仕方のない事。

『ダークナイト』や本作の制作に間違いなく参考になっている『バットマン:キリングジョーク』という有名なコミックがあります。

確実に描写されている訳ではないですが、ジョーカーのバーバラ・ゴードンという女性に対する暴力行為がレイプも含んでいたりと、コイツはマジで許せねぇ!と感情移入不可能の存在が善悪の揺さぶりをかけてきます。

アーサーの場合は、同僚の殺害などヒドイのは間違いないけども、概ね共感出来るという感じです。ジョーカーを英雄視しているのでは?と、危険視する声もあがっているようですが、格差社会というテーマを盛り込んでいつつも現実とは、やはり距離がある映画とも思えました。

ホアキン・フェニックスはとにかく素晴らしいです。

映画最後に、ジョーカーはジョークを思いついたと精神科医に言いますが、このジョークというのはこの話自体妄想だったという事なのでしょうか。

押し付けたい度★★★★☆

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サスペンス
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