映画『オンリー・ザ・ブレイブ』感想:山火事の消火活動にあたる、男達の勇姿を見た!

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画像は公式HP「オンリー・ザ・ブレイブ」より引用

オンリー・ザ・ブレイブは2013年アメリカ、アリゾナ州で起きたヤーネルヒルで起きた山火事が元になった映画ですが、昨年2018年11月にアメリカ、カリフォルニア州北部で高圧電線の故障が原因と思われる「キャンプ・ファイヤ」と名付けられた過去最大規模の山火事が発生し、大変な死傷者、行方不明者を出し14000戸の住宅が破壊されるという大変な火事が発生してしまいました。

カリフォルニアでは2018年で7500件以上の山火事が起きていますが、乾燥しがちで風が強いなどの原因で、火事が発生しやすいみたいです。

日本では林野庁によると、年間1400件の山火事が発生し、焼失面積は799ヘクタール (2013年~2019年の平均) 東京ドーム170個分だそうで、火事の原因を見てみると落雷は稀で、ほとんどはたき火など人間による不注意で起こっているようです。

この映画の鑑賞を機に調べてみましたが、こんなに起きているとはまったく知りませんでした。そして自分の知らないところで活躍しておられる方々に頭が下がる思いです。オンリーザ・ブレイブは、そんな男たちの物語です。

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作品詳細

原題:Only the Brave 2017年/アメリカ/134分
監督:ジョセフ・コジンスキー
脚本:ケン・ノーラン、エリック・ウォーレン・シンガー
原作:ショーン・フリン
出演:ジョシュ・ブローリン、マイルズ・テラー、ジェームズ・バッジ・デール、ジェフ・ブリッジス、テイラー・キッチュ、ジェニファー・コネリー

あらすじ

猛烈な勢いで山を焼き尽くす炎。近隣住民も森に住む動物たちも一斉に逃げ出す中、炎に突入しチェーンソーで次々と木を切り倒す男たちがいる。アリゾナ州プレスコット市の森林消防隊員たちだ。火の動きを読んだ指揮官のマーシュ(ジョシュ・ブローリン)は、迎え火を焚き、火をもって火災を抑え込もうとする。だが、現場の権限を持つ米国農務省の“ホットショット(精鋭部隊)”に、「“市”レベルの消防隊員が余計な口出しをするな」と言われてしまう。
麻薬にセックスに・・・と堕落した日々を過ごしていたマクドナウ(マイルズ・テラー)は、ある日、数か月前に別れた恋人が妊娠している事を知る。動揺し彼女に会いに行くが、「この子は私と家族で育てるから、あなたは関わらないで」と拒絶され、むしゃくしゃした勢いで駐車中の車から携帯を窃盗、その場で逮捕される。何とか仮釈放されるも、母親に家からも追い出され、何処にも居場所が無くなったマクドナウが向かったのは、新人募集の案内を出していたマーシュ率いる森林消防隊だった。

公式HP 映画「オンリー・ザ・ブレイブ」より抜粋
【公式】『オンリー・ザ・ブレイブ』6.22公開/本予告
動画は公式HP 「オンリー・ザ・ブレイブ」より引用

感想と見どころ

山火事の消火方法

山火事が起こってから20名からなる屈強な男の消防隊員達が駆けつけ、沈下するまでの過程が分かりやすく映画の中で描かれているので、そうやって火を食い止めるんだ!なるほどなぁ、と感心する描写が多々出てきます。

火事が発生してヘリが出動すると、近所の民家にあるプールから水を汲み上げて給水してから山に向かうシーンがあったり、町に火の手が回らないように風向きを読んで先回りし、木を切り倒してから燃やしたり、草原を焼き払ったり、火が燃え広がらないように燃焼をコントロールしていきます。

公式HPの一文ある”味方の火”で”敵の火”を抑え込むという技術で、 知られざる消防隊員達の消火活動を知ることが出来ます。

当然と言えば当然なのですがこんな仕事は見た事もないですし、考えたこともないような活動を消防隊員達がおこなっていて関心は尽きません。

住民達を守るため日々厳しい訓練を重ね、命がけで仕事をしているからこそ、町の人達は安心して暮らせるわけですね。乾燥した地域で風が強く吹くなどの条件が整うとかなりの頻度で山火事が起こってしまう事も初めてしりました。

グラニット・マウンテン・ホットショット

エリック・マーシュ(ジョシュ・ブローリン)率いる消防隊員はアメリカの自治体で初めて「ホット・ショット」に昇格します。ホット・ショットとは農務省森林局の特殊チームで言わば消防のスペシャリスト。

2008年に初めてエリック達は厳しい審査を見事突破し「グラニット・マウンテン・ホットショット」になり全国を飛び回ります。

隊員の中にブレンダン・マクドナウ(マイルズ・テラー)という薬物中毒者で、日常が荒れているどうしようもない彼ですが、彼女の妊娠を機にいい家庭を築こうと心を入れ替えエリックのところに行き、入隊を志願します。

エリックはマクドナウを受け入れ入隊させますが、隊員達からは受け入れられず訓練に参加してもバカにされ続けてしまいます。

特に隊員のクリストファー・マッケンジー(テイラー・キッチュ)はマクドナウが入隊してから小馬鹿にし続けていて二人の関係はかなり険悪です。しかしマクドナウのひた向きな訓練の姿勢や、危険な任務を共にすると、徐々に二人の溝は縮まっていき友情が芽生えていきます。

母親となった彼女にも拒絶され疎遠になっていますが、度々家に訪れスーパーで購入した食品を家の前にひっそりと置いて帰ります。まだ会わせてもらっていない子供を思い家族を支える為、立派な消防隊員を目指すマクドナウの姿がありました。

隊長のエリックはホット・ショットになり全国を飛び回る事が夢であったことと、妻のアマンダ・マーシュ(ジェニファー・コネリー)は昔アルコール依存症だったので、ちゃんと母親になれるのか気がかりで子供を設けていませんでした。

しかし現在のアマンダはもうアルコール問題は乗り越えています。しかしエリックは子供を作ろうとしません。自分の夢を優先し家庭を顧みない男になっていてアマンダとの関係は冷えていきます。

そんなときエリックはマクドナウと自分を重ね、マクドナウが家族と過ごす時間を増やす為、森林消防隊員を辞てめて町の消防士になりたいと志願したときも反対して認めませんでした。マクドナウにイラついてるのではなく自分にイラついていたんだと後で謝罪し、エリック自身も隊長を後任に引き継いでアマンダと子供を作り、家庭を見つめ直します。

『オンリー・ザ・ブレイブ』は、そんなエリックとマクドナウコンビの成長の物語でもあります。

関係ないけどクレイジー・ハート

ジェフ・ブリッジスがデュエイン・スタインブリンク役で出演していますが、この映画のパーティーシーンで映画『クレイジー・ハート』同様にギター抱えてカントリーシンガーになっています。クレイジー・ハートと違って酒浸りではありませんが!

カントリー・シンガー板に付き過ぎです!

あとジェフ・ブリッジスとジョシュブ・ローリンがなんとなく被るんでんすけど私だけでしょうか?!

日本も山だらけの国なので人知れづこういう消火活動が行われているんだろうな、と思うのと、消火活動に挑んだ実在する20名の勇士を観れる作品となっているので観ていない方は是非鑑賞してみて下さいっ!!

押し付けたい度★★★★☆

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ドラマ
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