『トイ・ストーリー4』おもちゃの幸せとは?内なる声を聞け!【感想】

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画僧は公式サイト映画「トイ・ストーリー4」より引用

日本公開日 2019年7月12日

『トイ・ストーリー3』(2010年)から9年、ウッディ達のその後を描いた今作『トイ・ストーリー4』(2019年)はフォーキーやギャビーギャビーなど、仲間達との出会いや、かつての仲間との再会で新たなる冒険が始まる。

監督はストーリーボードアーティストで『インサイド・ヘッド』(2015年)では脚本を務めた、ジョシュ・クーリー。

『トイ・ストーリー』(1995年)の監督でピクサー・アニメーション・スタジオ(親会社ウォルト・ディズニー・カンパニー)の重要人物、ジョン・ラセターはセクハラ問題でディズニーを退社し、今作では制作総指揮など、どこにも名前がクレジットされていません。

なのでラセターのいないトイ・ストーリーとなっています。

今作は『トイ・ストーリー3』(2010年)のその後、を描いています。その後、と言ってもディズニー公式で無料で見られる『ハワイアン・バケーション』(2011年)や『ニセものバズがやって来た』(2011年)トイ・ストーリー・オブ・テラー!』(2014年)など、ほかにもあります。

『トイ・ストーリー4』は、おそらく更にその後、という事だと思います。

そんな情報を元に劇場に向かい、吹替版ダイヤモンド☆ユカイの「君はともだち」の歌で即、涙腺がまずい鑑賞スタートと相成りました。やっぱりトイ・ストーリーです。

「トイ・ストーリー4」日本版予告
動画は公式サイト映画「トイ・ストーリー4」より引用
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作品詳細

原題:Toy Story 4 2019年/アメリカ/100分
監督:ジョシュ・クーリー
脚本:ステファニー・フォルサム、アンドリュー・スタントン
声の出演者:トム・ハンクス、ティム・アレン、アニー・ポッツ、トニー・ヘイル、キアヌ・リーブス

あらすじ

“おもちゃにとって大切なことは子供のそばにいること”―― 新たな持ち主ボニーを見守るウッディ、バズら仲間たちの前に現れたのは、彼女の一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキー。しかし、彼は自分をゴミだと思い込み逃げ出してしまう。ボニーのためにフォーキーを探す冒険に出たウッディは、一度も愛されたことのないおもちゃや、かつての仲間ボーとの運命的な出会いを果たす。そしてたどり着いたのは見たことのない新しい世界だった。最後にウッディが選んだ“驚くべき決断”とは…?

公式HP、映画「トイ・ストーリー4」より抜粋
※以下、ネタバレ注意です。結末や、重要な場面は触れていません。

感想と見どころ

トイ・ストーリー1、2では、アンディのおもちゃである事をウッディ達は全うしました。トイ・ストーリー3で成長したアンディは、大学へ進学する際、遊ばなくなったウッディ達をボニーへ託します。

持ち主が変わっても、おもちゃの使命は子供を楽しませる存在である事は変わりないので、3作目ではおもちゃとしての普遍的なテーマを扱っていたと思います。

トイ・ストーリーは3で完成されたという事は、多く人の共通の認識としてあると思いますが4作目では一体何を描くのかというと、3をもっと煮詰めた、掘り下げたような話になっていると思いました。

ラストのウッディの選択や、バズ・ライトイヤーの「無限の彼方へさあ行くぞ!」のセリフが脳内をリフレインします。切なさもあるけど、新世界への旅立ちのような広がりを感じさせてくれる映画でとても感動しました。

新しい仲間、そして再会

ボニーはアンディから受け継いだ、おもちゃのウッディ達と楽しく過ごしていました。しかし最近、ウッディはボニーのお気に入りではなくなっていて、寂しい思いをしていました。

成長したボニーは幼稚園に行くことになり不安の中、初めて登園します。

ウッディはボニーが心配で幼稚園までこっそり様子を見に行きます。そこで見たのは緊張と不安で元気なく、ひとり椅子に座るボニーがいました。影のウッディの手助けもあり、ゴミ箱から拾った先割れスプーンなどでフォーキーという人形を造りました。

これがボニーのお気に入りとなり、元気を取り戻して家に帰ります。

ウッディはバズ・ライトイヤー達にフォーキーを紹介しますが、ゴミから生まれたという理由ですぐにゴミ箱に戻りたがります。そしてウッディがゴミから引き戻します。夜になりボニーがベッドで寝始めてもフォーキーはゴミに戻り、ウッディはゴミから引き戻すというやり取りを一日中やって映画館ではかなり笑いが起こっています。

全編を通して笑えるところがたくさんあり、観客は声上げて笑っています。

そしてボニー達、家族はキャンピングカーに乗っておもちゃ達も一緒に連れてキャンプに
行きます。フォーキーは車が走行中に窓から逃げ出しゴミ箱に行こうとします。

ウッディも車から飛び降りフォーキーを追いかけ、地中に頭から刺さっているフォーキーを発見し助けました。

ふたりでみんなの元へ戻る道中、フォーキーはボニーの大切なおもちゃである事をウッディは説き、なんとか”おもちゃ”としての自覚が芽生えたのかボニーのもとへ向かいます。

戻る途中、アンティークショップの前で止まるアンディは心を寄せているかつての仲間、ボー・ピープの存在を感じショップに忍び込むと、ギャビー・ギャビーという女の子のおもちゃと出会います。ギャビー・ギャビーはウッディと同じボイスボックスを内蔵していますが、壊れていてうまくおしゃべりが出来ません。

ちなみにベンソンという腹話術人形がギャビー・ギャビーと行動を共にしていますがこのベンソンの顔がマジ恐いです。しかも何体かいます。

ギャビー・ギャビーはボイスボックスを直しておしゃべりをしたいが為に、ウッディのボイスボックスを取り上げることを画策して、ベンソンに指示して拉致しようとします。なんとか逃げ出すことが出来たアンディでしたが、フォーキーは捕らわれてしまいました。

流れ着いた砂場でウッディは、なんと探していたボー・ピープと再会を果たします。捨てられたボーは、アンティークショップに置かれ、現在は特定の持ち主がいません。外の世界を自由に行き来する彼女は、とてもたくましい女性になっていました。 ウッディは事情を説明しフォーキーを救出する為、力を貸してほしいと頼みます。その後、バズ達も加わりフォーキー救出作戦が始まります。

ディーク・カブーンというバイクスタントマンが出てきたり、遊園地の景品で、いつか子供達に持って帰ってもらえると夢見るダッキー&バニーという可愛いぬいぐるみや、ギグル・マクディンプルズという小さなアドバイザーも出てきます。

救出劇はボーの素早い動きや、バイクスタントなどアクション満載で楽しいです。
ボーってこんなアクション出来るの!?へっ!?

ギャビーギャビーは長年の夢である声を手に入れるのか?フォーキーは無事に救出来るのか!?こんな感じで映画は進んで行きます。

最後に

1作目のトイ・ストーリーではシド・フィリップスというおもちゃに魔改造を施すクリエイティビティ溢れる少年が出てきます。この場面で、最終的に悪行を見かねたおもちゃ達が現実と虚実を突破して(人間が出てきたらおもちゃ達は死んだフリをする)シド少年を脅すという行動に出ますが、今回はボニー達、家族が乗るキャンピングカーで完全に虚構を突破してカーナビの音声案内に扮して指示を与えます。

あいつらやりやがった!!と楽しかったですね。

まあ、とにかくトイ・ストーリーは相変わらず感動的で、おもちゃの普遍的な役割を全うしようと全力で子供と向き合っている姿が泣かせます。今回の『トイ・ストーリー4』もとても楽しく観ることが出来ました。

ウッディー!!

押し付けたい度★★★★★

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